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ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER 感想レポ

 

ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER

2019年WESTV!以来、久しぶりにファンが声を出せるライブツアーである。

 

ジャニーズWESTはファンの声をとても大切にしてくれる。

曲中でのC&Rが多く、神山智洋 作詞作曲の「We are WEST!!!!!!!」はまずファンに自分たちの名前を呼ばせて返事をするという、ファンの声ありきの楽曲まである。

コロナ過には事前にファンに声を録音してくれとお願いのメールが入ったり、昨年のライブでも「早く声ききたいなあ・・・」と度々発言してくれていた。

 

そんなジャニーズWESTの声出し解禁ツアー。

ファンの声を久しぶりに聞いたジャニーズWESTがあまりにもかわいかったので、備忘録的に初日をベースに感想を書いていきたい。

※書いていたらあまりに長くなりすぎたので、一部感想を省く

 

 

①僕らの理由

この曲が1曲目にくるとは全く予想外だった。エンディングあたりで、それぞれの明日を生きるファン・自分たちに歌うのが定番なのかな・・・と思っていた。

僕らの理由なんてみんな大好きに決まってるから(決めつけ)、会場のボルテージが初速から爆上がりしていく。

衣装も柄シャツに黒パンツという、重岡くんがミクジュ衣装解説で言っていた「バンドマンみたいな格好」も良かった。イケメンには柄シャツを着せろ。

 

また、落ちサビ前の掛け合い「正解のない人生に」からジャニーズWESTと一緒に歌えたことも心の底から感動した。僕らの理由が大好きなのに、これまで一度もライブで声を出せなかったから。

そのファンの声を、たまらなく嬉しそうに噛みしめていたメンバーの顔も印象的で忘れられない。(目の前がのんちゃんだったのだけど、嬉しそうに目を細めてマイクを客席に向け良い顔してた・・・)

 

 

②ええじゃないか

曲始まり前に、メンバーがええじゃないかフォーメーションのポーズをとり、重岡くんの「せーの!」の声でファンが「ええじゃないか~!」と叫ぶのが定番だったこの曲。

3年ぶりに「ええじゃないか」を叫べること、それを聞いたメンバーの顔を見ることが今回のツアーの最大の楽しみであったが、初日は重岡くんが世界中の誰よりも最高な煽りをしてくれた。

 

「今日は大事な日なんだよ!この時を待ってたんだよ!!一番最初は一番じゃないと、俺たち気が済まないんだよ!!俺たちはアンタたちにかけてるんだよ!!せーの!!」

 

一瞬で会場にいる全員が、自分たち・メンバーが心待ちにしていた瞬間にいることを改めて自覚し、ジャニーズWESTに3年ぶりの最高な瞬間を届けるという心躍る使命感に駆られた。

おかげでファンの口から全力の「ええじゃないか~!」が飛び出し、会場いっぱいの声がジャニーズWESTにぶつけられ、真の「ええじゃないか」復活の瞬間を迎えた。

 

私も、ライブを楽しみにしていた割に結構大人になってしまったこともあり、ライブ前に「声の出し方忘れた・・・」とか言っていたが、重岡くんの煽りが天才すぎたおかげで心置きなく全力で叫べた。

 

それを受けて満足そうに「最高!!ガソリン満タン!!!」と叫んだ重岡くん。

(余談:瞬発的に言ったのかもしれないけど、愛情至上主義の「ガソリンランプが光ってる」にかかってて震えた。作った本人だから出てきた言葉がリンクしただけだと思うけど、愛(声)でガソリン満タンになったなら素敵。)

沢山のその場にいる人の心を、己のパッションと言葉で動かすことが本当に上手なところが、唯一無二のセンターたる所以だなあと改めて感じた瞬間だった。

 

また、「僕らの理由」で客席がブチ上がる&声を出してもらうことで、「ええじゃないか」のファンの声を最高潮に持って行きたい藤井Pの意図が伝わった。

セトリから声が聞きたいが伝わるジャニーズWESTが本当にかわいい。

 

 

③WEST NIGHT

ヤバいTシャツ屋さん こやまたくやさん作詞作曲のこの曲。

曲を聴いただけで「ライブで楽しい!」が確約されていたのでそもそもの期待値が高かったが、そんなもの遙かに超えてくる。

 

ジャニーズWESTのライブは、一緒に踊って楽しむことも醍醐味。

初披露曲なので振り付け講座から始まり、「思っている以上に速いから頑張ってついてきて~!」という濵ちゃんの声から曲がスタート。マジで速い。

そして全体的に振りが楽しくてかわいい。

数回ライブに行ったが、2回目以降は「WEST NIGHTを全力で踊ること」が一つの目的になってしまうくらい楽しかった。

 

オーラスではのんちゃんを囲んで他メンバーがツイストをする振りを、のんちゃんを中心にぎゅっと抱きしめ合っていたのが最高に愛しくかわいかった・・・。

汗だくでぎゅっと抱きしまりにいく30歳前後の成人男性たちに、ツアーを噛みしめてお互いをねぎらったり愛しくなったりしてるのかな…望ちゃんが愛しいのかな…ただふざけてるだけかな…などと想いを馳せながら、私は全力でツイストをかましていた。

 

 

④週刊うまくいく曜日

 

 

⑤Rewind it Back

花道縦一列にスタンドマイクが並び、黒ジャケットにハットをかぶったメンバーが登場する。黒ジャケット、無地ではなくて音符や星のワッペンがついてしまっているのがジャニーズWESTっぽくて良い。

 

丁度自担・重岡くんの立ち位置に入れたので感想を書かせてほしい・・・。

今回、ダンスナンバーを最初から最後までしっかり踊っていた。今までのゴリゴリダンスナンバーは、途中からバテるのかゆるっとなっていってしまう。(体力あるからバテてるわけじゃないか…)

パンフレットで「ユニットでは好きなことやらせてほしい・・・。他のとこではダンス頑張るから・・・」みたいなことを言っていた重岡くん。そういう形で腹をくくったのだろうか(笑)

 

しかし、私が衝撃を受けたのはそこではない。

今回ドラマ仕様ビジュアルだった重岡くん。

踊る度に長くなった前髪が揺れ、30歳の大人の色気が大洪水していた。

さらには「かっこつけて魅せる/表情を創って魅せること」「それをみたファンが死んでいくのを楽しむこと」を習得していた。

 

え??もしかして自分がカッコつけるとファンが軒並み倒れることにやっと気付いた感じ??

 

今まではかっこつけていても、根底には若干のやりにくさ(恥じらい)があったり、ダンスにひっぱられ余裕がなかったように思う(ごめん)。

今回は「かっこよく魅せること」がファンをコロッと殺せる武器だと気づき、それをするほどのダンスの余裕もあって、己の魅力を自在に操って楽しんでいた。

 

きちんとファンが沸いているのをみて「ニヤ」っとし、カッコつける→反応を見る→ニヤを繰り返していて、とんでもないモンスターが爆誕してしまった・・・と思った。鬼に金棒、虎に翼である。こわい。

 

去年のセラヴィで、お客さんの目の前で踊ってその楽しさに気づいたのかな・・・なんて思ったり思わなかったり。何が君を変えたのか教えてください・・・。

 

 

⑦Mood

神山先生振付曲。天才的にカッコいい。

これは文字で語れないので早く円盤出してください・・・。

 

⑧strike a blow

神山先生作詞作曲のロックナンバー。濵ちゃんのフェイクが見せ場で痺れる。

それぞれのマイクスタンドからスモークが出るので、客席に向けたりメンバーに向けたりして遊んでいた。メンバーに向けていたのは主に重岡くんだけど。かけられていたのも主に流星くんだけど。

 

 

⑨アンノウン

藤井P:サックス

淳太くん:バリトンサックス

初日のどよめきがすごかった。まさか二人が楽器みせてくれるなんて・・・!

淳太くんがバリトンサックスをしているのはヒルナンデスで知っていたが、流星くんは知らなかった。(3年前くらいに一度個人的に挑戦していたみたい・・・)

顔がいいだけで最高なのに努力してくれてありがとう・・・泣

 

ちなみに重岡くんはここで少し電源オフしていて、椅子に座って背にもたれたり、前屈みになったり。闇落ち顔になるのがまた良い。

 

⑩膝銀座

アンノウン終わり、しっとりした雰囲気の会場に、バーカウンターに座る外人カップルの映像が流れる。バーカウンターから友近さんが登場しナレーション。豪華・・・ありがたい・・・。

 

そして始まる膝銀座。

イントロの振り付けがまさかのとんでもかわいくて、初日の黄色い声がすごかった。膝銀座で黄色い声あがると思ってなかった。

 

ここでは、静岡公演、のんちゃん不在回を書き残しておきたい。

この曲、台詞パートがある。

はまこたの掛け合いで繰り広げるため、のんちゃん不在回はどうなるのか・・・と心配した。

 

迎えた台詞パート、濵ちゃんだけいつも通り前に出てきて一人で話しはじめる

「あはは!おい!膝が笑ってるぞ!」

「馬鹿言うなよ!君こそ膝が抜けてるぞ!」

「俺たち、膝を進める?」

「え!膝を・・・

 

訳がわからなくなった濵田先生はそこで終了(笑)メンバーは爆笑。

私たちファンもめちゃくちゃに笑っていた。

まさかの一人!誰かやってあげなよ、と最初一瞬思ったが、これが大正解だった。笑

ところどころで濵ちゃんをねぎらいグーサインしていた重岡くん。

 

 

⑪サムシング・ニュー

 

 

⑫エゴと一途

私は該当担ではないのに、エゴ一ガチ勢として毎度食い入るように見入っていた。

濵ちゃん、執着漂うダンスと(みんな同じ振りなのに本当にこわい・・・)、どんどん目の奥を狂わせ「あなたのこと独り占めする夢見てる」と歌いながら首を絞める寸前モーションをするので毎度その表現力に震えた。

淳太くんの可憐で華奢に見えるダンス、実は背が高くてがたいが良いのにそう見えるのが本当にすごい。そして嬉しそうに相手にも自分にも酔いしれながらクラクラと苦悩を演じて舞うヤバさと美しさにあてられてムリだった・・・。

 

こちらも静岡公演、まっすぐ思い悩む爽やか女性(青年)・望がいないせいで、ドロドロかつ美しいアダルトエゴ一が目の前で爆誕してしまい、頭おかしくなって死にそうだったしんど・・・。

この人達、普段本当に変な人達だけど、馬鹿みたいに演技力と表現力に長けている人達だし、何より当時関西ジュニアのトップに君臨してた王者達である。(勝手に言ってる)

 

曲が終わり天井から下がっていたリボンが落ちる瞬間、そこにいたのはただの中間・濵田ではなく、何かを憑依させた中間・濵田だったのが、いつもよりありありと分かった。

1人かけてマイナスになる訳などなく、2人バージョンとして新しい扉が開いてしまった…。絶対に円盤に入れてほしい・・・。

 

 

⑬真っ直ぐ

いつだって思わず元カノ面しちゃう。

 

⑭ハルカナレ

⑮Big Shot

⑯Mixed Juice

 

⑰似てないふたり

全員での楽器披露!

淳太くんがグロッケン(鉄琴)をしていて、初日は客席から思わず「かわいい~」と声が漏れ、それを聞いてハニカむ淳太くんと、客席からの反応があり嬉しそうに互いの顔を見合うメンバーが本当にかわいかった・・・。声出せるようになってよかった…。

 

 

⑱ぼくらしく

 

 

⑲イキテヤレ

⑳Guilty 

㉑パロディ

ここのメドレーの衣装が王道アイドルみたいで好き!(キンプリみたい←)

Guiltyのダンスも細かく、跳ねたり回転したりするところで衣装が舞ってとても好きだった。

パロディも衣装の白が相まって多幸感溢れて最高!

 

以下、まさかの宮城オンリーセトリだった・・・

⑲don't be afraid

⑳Shere the time

㉑we'are the one 

 

 

㉒Anything Goes

王道アイドル衣装の下に、エアロビ衣装を仕込んでるのがジャニーズWEST

センターステージで暗がりの中、どんどん衣装を剥いでいく。(ていうか王道アイドル衣装が早替え衣装なの何??)

 

ペンライトがダンベルなので、エクササイズ風に腕を振る。

※宮城までは上半身筋肉スーツ衣装だったのに、ファンの人が着ていたからやめたらしい(笑)

 

㉓アカンLOVE

㉔ズンドコパラダイス

パリピポアンセム

パリピポアンセムにあわせてジャンボリーミッキーを踊り出す淳太くん。淳太くんのいるところだけDになる。曲と動きがぴったりですごい楽しい。

重岡くんに何度か邪魔されて「許さない!!!」とキレていたのも大変良いしげじゅんだった。

 

㉖愛情至上主義

ライブで聞くのを心待ちにしていた曲。

オーラスで、「大好きだ 愛してる 他に何にももういらない」をファンに歌ってもらい、嬉しそうに「俺も同じ気持ちだよー!」といった重岡大毅天才だよ・・・。

 

㉗しあわせの花

この曲のイントロが流れ出すと、宗教のように指を振りだしてしまうオタクになってしまった。サンボマスター様本当にありがとう・・・。

「しあわせよこの指にとまれ」で照史くんが掲げた指に、幸せと一緒にメンバーが集まってくるのが最高。

 

オーラスでは落ちサビ重岡くんの「しあわせよこの指にとまれ」で、頭をつかみ出したのんちゃん。他のメンバーも肩をつかんだり手をつかんだりする中、淳太くんは重岡くんの胸ぐらをつかむ・・・笑

笑いすぎて突っ伏してしまう重岡くんに「よくもジャンボリミッキー邪魔したな!!」と吐き捨てる淳太くん、最高だぜ~!

 

㉘証拠

 

㉙POWER

本編最後の曲!

あれ・・・この曲やってませんでしたっけ・・・というくらいここまでが楽しかった。

「ありったけ生きてくだけで まずは合格だぜ?」と言って送り出してくれるジャニーズWEST・・・。

最後に聞くPOWER、幸せでブチあがった気分のまま終われるのも最高!

 

 

■アンコール

 

㉚We are WEST

これ声出し解禁でやらないとかないよね!!

久々にメンバーの名前を叫んで「はーい!」とお返事してもらう。これがこんなに幸せだったとは・・・。しかも2番まで歌ってた。

アンコールに「あ~もう声ガラガラ~!」というC&R、え、天才でしたか・・・

 

㉛ムーンライト

これはスタトロ曲にしないで・・・普通にバンドコーナーで跳ねたい・・・と思ってたら、曲の後半からは下に降りて歌ってくれた。

とはいえファンサタイムになってしまっているので、ここは別の曲でもよくない??という唯一私が解せぬところだった。

他にスタトロお手振り曲あったくない???(超小声)

 

 

㉜むちゃくちゃなフォーム

宮城公演、この曲初披露の前に、重岡くんが気持ちを伝えてくれた。

「こういう景色って当たり前じゃないなってすごく思って、頭からケツまで本当に本当にありがとう。いろんなことあったよな~。でもこうやって集まれたのむちゃくちゃ嬉しくない?みんながこのライブ終わったら、どんな生活してるのか一人一人分からないけど、なんか俺それが寂しい気持ちにもなって。恋愛か、仕事か、学校とか子育てとかわからんよ、わからんけど、みんながお守りみたいに持って入れる曲をつくれたらなと思って、今から歌います」

 

重岡くんはこの曲に対して「自分だけのお守りじゃなくなる喪失感もある」と言っていたけれど、皆のお守りになりますようにと願い、優しく暖かい表情で伝えてくれた。

 

オーラスでの挨拶も印象的だった。

 

「皆さんはこれからいろんなことに立ち向かっていくと思います。僕たちもそうです。大変なこと辛いこといっぱいあると思います。人間だもの。他人には全部わかってもらえないかもしれないけれど、色々ありますやん。だから僕たちこうやって歌ってるんですけれども。皆さんが充実した人生を送るために僕らの歌が必要ならば、また僕たちはこうやって戻ってきますので、情熱かけて歌いますので、またよかったら遊びに来てください。そしてその時まで皆さんが携えていけるような曲があればなと思って、最後にこの曲を皆さんに届けたいなと思います」

 

ファンの明日にまで想いを馳せて、次会える時までのお守りをと、歌を届けて持ち帰らせてくれる。情熱かけて歌うと言ってくれる。こんなアイドルに出会えて、世界で一番幸せなんじゃないかと思う。

 

■ダブルアンコール(オーラスのみ)

 

㉝忘れないでいてね

正直、良い曲だなあ~くらいにしか思っていなかったのだが、ライブで聞いて印象が一変した。「そう君だけが僕の太陽」と目の前で歌ってくれたジャニーズWESTがあまりにも眩しく、ジャニーズWESTに向けて歌いたい一文すぎて、とても好きな曲になってしまった。

 

また、最後の一本締め

濵田師匠が「毎日頑張ってくれてありがとう、また会いたいです」と言ってくれた。

この言葉が本当に胸に来て泣きそうになった。ジャニーズWESTこそ毎日頑張ってくれて、アイドルでいてくれてありがとう。

 

 

30曲以上を披露してくれるという詰まりに詰まったライブなのに、今回はバックのジュニアもつかず、映像でのつなぎだけで本人たちが出ずっぱりだったのがすごい。絶対大変だし、なかなかレアなライブだったと思う。私的にはずっとジャニーズWESTしかいないという空間もおかげさまで楽しかった。(ジュニアも好きです)

 

とても長くなってしまったが、私はこのツアーがなかったら本当に仕事を乗り越えられていなかった。一人で担当する仕事が多すぎて、途中本気でクラッとしたり何もないのに涙が止まらなくなったり手先が痺れたりしたが、ライブがあるまでは死ねない!!頑張る!!という気持ちで精神と身体をつなぎ止めていた。(限界OL)

 

ツアー終了と同時に仕事も落ち着くというベストタイミングだったので、また次ジャニーズWESTに会えるまで、沢山もらった思い出のお守りを握りしめて、笑顔でいられるように日々頑張ろうと思う。